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2008 第5回富士チャレンジ200km

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大会HP

 

【200ソロ参加選手】 みるくさん。ちゃまさん。すこっとさん。やっちゃん。まさるさん
【報告者】 まさる

 すこっとんさん女子総合3位入賞。恐るべし・・・・・
2005年から4回連続のソロに出場。昨年はあまりにもふがいない結果だったので、今年は10月をバイク強化月間として、強いキツイ練習を中心に行ってきた。出稽古(Fチームおはロング)も含めて、ロードレース(JCRCアートスポーツ杯チャレンジ100)に参加したりして、苦手なモガキ練習も少しではあるがとり入れてきた。

目標は5時間40分を切ること。密かに30分切りも視野に入れていた。

前日はフミさんにチームの出稽古練習に誘われたいたが、疲れが残りそうだったので遠慮して、夜スイムのみ。夜は緊張することなくぐっすり眠れた。

3:00に起床。ヴァーム1缶、モチ2個、蒸パン、ビール酵母を食べて、3:25分ちゃまさん家近くのミニストップに出発。3:50に車を入れ替えて、やっちゃんの近くのコンビニに4:20到着。東名川崎へ向かう。

5:50頃富士スピードウエイのゲート手前の渋滞にハマり、駐車場はいつもの位置。昨年同様みるくさん&すこっとさんにピットを確保してもらっていた。受付後準備をしていると7:00から試走開始。試走は7:45まで(コースインは7:30まで)なのでバタバタと慌ただしい。



コース初のやっちゃんとちゃまさんと2周回試走する。わざと頑張って飛ばして心拍数を上げておいた。(本当は30km/h制限だけど)

ピット隣のFチームの青ナベさんに挨拶をして、トイレやら補給食の準備をしているとマサさんが挨拶に来てくれた。みんな調子は良さそうだ。

ウエアは、天気予報では気温が上がりそうだったので、靴下、半ビブパンツ&半ウエア、インナー、半手袋のみ。アームウォーマーやキャップは装着しない。ボトルは家で凍らしておいたロングボトル2本。その他補給食は以下の通り。

【ロングボトル1本】缶ヴァーム1本、カーボショッツライム2本、ウィダーゼリー1袋、塩少々、BCAA&クエン酸
【ロングボトル1本】カーボショッツライム2本、BCAA&クエン酸
【補給食】きんつば1個、ソイジョイ1本、干し梅5〜6個、パワーバープロテイン入り1本、パワージェル2袋(口にせず)

スタートまでに、アミノゼリー1袋、缶ヴァーム1缶、大福、おにぎり2個をパクつき、念のため再度トイレを済ましておいた。トイレでしゃがんで帰ってくるともう既に皆さんピットロードに整列している。慌てて防寒着を脱いで列に並ぶ。

スタート30分前ぐらいにコース整列が始まった。やっちゃんを除くチームメンバーと、Fチームな皆さんと一緒に最前列から10m以内(5列目くらい)に並ぶ。こんな前からのスタートは初めてである。

挨拶や注意事項などの後スタート。

1・2周目は多人数なのでカーブでスピードの緩急が大きく、少し遅れてもついていける。集団が長く伸びて3周回に突入するとややきつくなってくる。3周目の途中で後ろを見ると、既に最後尾。このままのペースではさすがにちょっときついのでペースを抑え、10数名の小集団の最後尾についていく。が微妙に速い。早く後ろから第二集団が来ないかなぁ?と思いながらなんとか小集団についていく。数回集団を乗り換えながら淡々と進む。

5・6周回目だっただろうか、いつも慎重にギアチェンジをしてチェーンをインナーに落すのであるが、痛恨の失敗。スプロケットとプーリーが動かなくなって、インナーにチェンが落ちた。後ろを見ながら右(内側)に寄って降車。急いでチェーンをハメる。マサさんを含む大集団に飲み込まれて抜かれるのがわかった。「まさるさん〜」と声をかけてもらったからだ。

焦る。

上り坂で漕ぎだすと、アウタートップで進めず。またまた降車して、後輪を浮かしてギアチェンジ。再び漕ぎだす。

しばらくして、7・8周回でトップにラップされる。さすがに人数は絞られていて、ちゃまさんや青いナベさんは見当たらない。見送ったところでTREKのMTBプロが牽く列車に乗車。下りが遅いが上りが速い。ダンシングでガシガシ上っていく。もうちょっと上りを抑えてくれると最高の列車だったのだが、しばらくしてF社編集長の列車が来た。ここは上りがちょうど良い速さだ。
下りでF社編集長の列車に乗って、上りでTREKMTBプロの列車まで下がるという作戦も、2周回でついていけなくなる。そろそろ女子トップの列車が来るはずなんだけど・・・・来ません。

しばらく我慢して、適当な小集団の先頭を牽いていると、「ラップですよ」と青いナベさんが嬉しそうに列車を引き連れてきた。無賃乗車をする。下りを利用して集団先頭に行き、上りで遅れるもホームストレートでは車掌に落ちつくを繰り返すが、2周回もするともはやここまで。見送る。



上りでみるくさんとすこっとさんがいたので、「どう?一緒に行く?」と聞いたところ遠慮するということだったので、そのまま今にも崩壊しそうな小集団を追いかける。が、上りで油断したらホームストレートで追いつかず。しばらく一人旅。

この間、Fチームのなみふじさんとお話し、集中力を切らさずに粘りの走りを心がける。

80〜100kmぐらいがとてもキツく、もう何度も止めたいと思った。

ホームストレートで落車発生。良く見るとチームメイトの「すこっとさん」ではないですか?立ち上がってバイクをチェックしているようなので、身体は大丈夫のようだ。相手方は倒れている。大丈夫だろうか?

その後、上りでやっちゃんに声をかけ「乗ってく?」と誘うが、ボトルが空なのでピットに入るという。結構良い感じの列車だったんだけどね。自分のボトルはまだ1本丸々入っている。100km通過のタイムは2時間半ぐらいだった。

120kmくらいから、再びF社編集長の列車に無賃乗車。周回がラップされているので上りで頑張れば何とかついていける。しかし数周回で離される。と、再びTREKMTBプロの率いる列車。相変わらず上りが速いね。キビしいけど数周回ついていく。

このあたりから100kmの選手がコースから去っていき、なかなか適当な集団やホームストレートで速い選手がいなくなり、一人で粘りながら走る時間が多くなる。そろそろちゃまさんにラップされる頃かな?と思っていると、プロ2人が率いる列車がきた。頑張ればついていける。ここからついていくために上りは頑張り、平坦で脚を休め、下りで前方に上がる作戦を実行。最初の数周は厳しかったが、慣れてきた。

ホームストレートですこっとさんを見つけ、列車から飛び出して様子を聞く。怪我は大丈夫のようだ。ホッとして列車に戻る。この列車は今大会一番良い列車だった。上りはややペースを抑え、平坦と下りはスピードが上がる。プロが二人だとここまで集団は安定するものなんだと感心しながらついていく。

残り2周回に入るところで、プロ二人が周回を終えて離脱。ありがとうございましたと挨拶をして、集団を率いることになる。前方に位置して牽きはしなかったけどね。

残り43周回(メータ195km)と思っていたところで、Fチームの方がゴール前で横から抜けて行った。もう終わりなのか?羨ましいなと思いつつ、最初こそついていくのが大変な列車だったのに、ここまで人数が多くなるとペースが下がり気味。特にその前の周からプロ二人が抜けてから、遅くなっているのがわかる。

ピットからの合流で、エンデューロトップ3チームが、オートバイ先頭で抜けていく。チャーンスとばかりに集団を飛び出して後ろにつく。ツキイチ。上りで離されたが、先ほどハヤガケしたFチームな方を誘って(彼は念のための保険1周だったのに)快くついてきた。最後に時計を気にしながら5時間40分を切るタイムでゴールに走り込んだ。

後で掲示速報を確認したら、まさるの最終回と思っていたのは保険の1周だった。

つまり、周回を間違えていて、ゴールスプリントをすることなく、力を余してなんとなく集団内でゴールしていたようだ。

ちゃまさんを見かけなかったのは、ラップされなかったということ。

でも、頑張った。自己ベスト更新である。速報値で 61位 5時間32分10 Ave36.0km/h 思いがけずついてきた、満足の結果である。

過去の記録
★ 2007富士チャレ200km 男子ソロ 102位 5:49:25
★ 2006富士チャレ200km 男子ソロ  90位/905 5:39:30
★ 2005富士チャレ200km 男子ソロ 126位/891 5:45:49

応援いただいた皆さま。一緒に参加していただいたチーム選手の皆さま。Fチームの皆さま。ありがとうございました。今月は、ラン強化月間として練習していきたいと思います。

気が付いた点をメモしておきます。

1、ロードレースとエンデューロは根本的に違う。ソロであればロードレース、チームで多人数で交替するならエンデューロ、そうした方が選手レベルも含めて、もっともっと楽しく安全に走れると思った。私には距離が長くなればなるほどエンデューロ的なレースが向いているようであるが、今回が走りについて完全燃焼という訳ではなかった。群馬でもロードレースの方が、キツくやりがいがあったかもしれない。

チームメンバーで総合上位を狙う方がもっとやりがいが出そうだ。

2、チームウエアの2007版の白基調は、あまり目立たない。2008の桃紺色が目立つし、探しやすい。

3、今回はノーピットだった。気温も暑くなく日差しも少なかったので、今回はかなりの良いコンディションだったのではないだろうか。風もあったが午後からきつくなるのはいつものこと。

4、今回の記録更新は、何と言ってもスタートの位置どりに尽きた。先頭から50人以内に位置していたから、落ちて行っても次の集団で粘ることができた。ピット番号若い区画の方から整列するので、準備は早めに終わらせたい。

5、今回は自分で積極的に集団の前に出て先頭を牽くということはなかった。一人になってしまったときはもちろん頑張ったし、下りで前に出てしまったときももちろん牽いた。だが、上りでは脚パンで後に下がらざるを得なかった。ちなみに、上りは全ての周回をインナー(39T)で上がった。
常に乗車した列車が自分の実力から言って、若干強かったので、頑張って上りさえこなせれば、なんとかついて行けた。
以前はだいたい集団の前に出て、牽いて集団形成をしていたが、今回はそれがあまりなかったので、物足りなさを感じたのだろうか?

6、入場の渋滞は仕方がない。頑張って並ぼう。(2007中央道が通行止め、2005東名通行止め、などがあると渋滞は発生しないようだ)

7、上りを強化すればもっともっと楽しめる。あと、大井埠頭などでもう少し集団走行の練習をしたい。

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