In vino veritas(酒に真実あり) PISPORT〜SBRB〜 

2009 IRONMAN CHINA

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PISPORT レース報告

平成21年4月19日 IRONMAN CHINA
参加メンバー:フロトさん、アイアンギャルさん
報告者:フロトさん

 4月16日(木)AM9時45分成田発 5時間弱で広州に着く。時差マイナス1時間 トランジット3時間あまり 広州より1時間で海口着く。20時海口賓館に到着

 19日(日)レース当日 5時15分ホテルを出る。今日は晴れて暑くなりそうだ。

 補給食整備してバイクラックにかける。今回の同エイジ、日本人は私一人他の三人は米、仏、だ。米人のバイクは黒くてホイルも高くて戦闘機のようだ、早いのだろうなぁ〜と少々気後れする。

 ウエットを着て岸辺に並ぶIMの参加者は350名というのでバトルにはなりそうもない。水は黄土色透明度0、一作日の大雨で流れが早そうだ。

 スタート!

 やはり前泳者の足も見えない。ヘッドアップでブイを目指すしかない。対岸方向200m先の第一ブイを左に見て350m先の第二ブイ目指すが、なぜかブイが上流方向にある。かなり下流にながされた。必死で第二ブイを回り500m下流にある第三ブイには流れに乗りあっという間に着き、スタート側対岸の350m先の第四ブイを目指すが、流れが早く下流へ流される。

 上流方向にブイを確認し、流れに逆らって又も必死で腕をまわす。泳いでも泳いでもブイが近づかない。何とか上陸地点に到達し200mランをしてスタート地点へ。もう一周だ。水流を考えて岸辺を上流へ歩いた地点より泳ぎだすも、まだブイが上流に位置する。2周目は学習効果あり1周目よりは楽にあがる。1:14:53

 バイクスタート

 前後5人程度で走り出すがすぐに後方の人にパスされる。完全交通規制された道路を一人黙々走る。14キロ付近から3車線の高速道路に入り、ゆるいウエイブが真っ直ぐに続く。途中O崎さんが声をかけてくれた。パスされた後はまた一人旅。向かい風が強くなってきて足が重く、気温も上昇してきたので脱水に気をつけ水を頻繁に取る。

 AV27.5キロ、耐えるしかない。37キロ地点で高速を下り村道に入る1キロ程行くとそこは100〜200年前の町並みが残り、沿道にはたくさんの人が両側に並びカァヨ!とかチャヨ!とか大声援を送ってくれる。まるでタイムスリップしたような映画の中にいるような気がする。

 唯一きつい上りをクリアーして再び高速に戻りスタート地点をめざすも足も身体もきつく、追い風なのにAVあがらず、Uターン時にもらった水は冷たくて気持ちが良く頭、首等にすべてかける。他のエイドではお湯だったり、水が無くなったりしていた。

 再び向かい風の高速を進む。風が熱風だ。途中、足が何度も攣る。走りながらストレッチをしたり下りて屈伸をしたりした。(5回攣る) 水を大量に取ったため、塩分が不足したのだろうか?持参の塩を舐める。相変わらず前も後ろも見えない。ゆるい上りなのに20キロを切り、足が動かない。それでも村に入れば応援で元気がでる。辛い辛いバイクが終わる。7:36:50

 ランスタート

 日差しが強く気温もかなりだ。迷った挙句日本兵スタイルの帽子をかぶり走り出す。5キロ先のUターンまで何とか走れた。心配された腰も痛くなくこのまま行ける?と思ったがまたもや痙攣(ランで2回)。なんだか眠くなる、足元がふらふらする、おまけに道路にあるコーンが人がうずくまっているように見えた。危ないここで倒れたら、、、

 どうせ暗くなるまで走るのだから、体力を削ぐことは無いと歩く、6キロほど歩いたら一時、日が陰ってきたので走り出す。各エイドで水をかぶり、足を冷やしゴール手前でUターンして、もう一周。

 暗くなって来たすれ違いの中に同エイジのNOを見つける事は出来ない。ひょっとして他の選手はリタイヤか?ひたすら暗い道を一人とぼとぼと走る。

 ならばなんとしても完走しなければと自分を励まし、励まして何とかゴール地点へ。凄い。人があふれていて歓声をあげて迎えてくれた。今までで最高の感動でフィニッシュゲートをくぐる。ウイットさんのエイジNO1のアナウスが嬉しい、やった!!5:35:12

14:37:02
  


 皆様応援ありがとうございました。フロト



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