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2009 Tour de 直江津st3(復路)

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直江津(新潟県)から越後湯沢まで(途中豪雨)


   

 8月9日(日)AM6時過ぎに目が覚めた。窓から外を見ると濃霧で見通しは良くない。路面はウエット。お風呂に入って荷物を整理する。朝食バイキングは7時から。昨日あれだけ食べたのに空腹である。ご飯2杯とパンを食べる。今日のコースは途中に補給ポイントが少ないことをメンバーに伝えると、初めての二人(青ナベさんとやっちゃん)はこれでもかというくらい食べ始めた。もうそろそろ出発の時間ですよ〜

 

 外は蒸し暑い。最高気温は30℃とのこと。また天気予報では午前中、長野と新潟(上越)は小雨の予報だ。レストランで氷をもらい冷たいドリンクを用意する。

 

 隣のコンビニで補給食を購入。関田峠を越えるコースを提案したが、山は厚い雲に覆われているため、いつものコース√405の山岳コースをチョイス。8:50に出発となった。

 交替で先頭を引くも30km/hを超えると太ももが辛い。そして臀部もヒリヒリする。ワセリンの塗り込みが足りなかったか?上りが急になるとまさるが一人で遅れて、マイペースで進む。残念ながら雲が厚く、振り返った日本海の素晴らしい景観や棚田の景色は楽しめなかったが、日差しがない分体力の消耗は少ない。

 

 かなり待たせたようで、小さな峠を2つ越えて、最初の補給ポイント「道の駅安塚」に到着。

 

 

 

 小雨の中チームグルペットを結成する。まさるのペースに合わせて走ってくれるという。悪いなという気持ちと、楽しい気持ちと・・・

 

 

 

 みんなと一緒だと写真とかも撮る余裕が生まれる。天気さえ良ければ最高の景色なのになぁ〜残念。しばらくしてチームグルペットが崩壊し、各自のペースで上がっていく。2つの峠を越えて松之山へ下る。ここから雨はいよいよ本降りに。物凄い雨で、JAの軒下から出られなくなってしまう。バイクをさかさまにしてフレーム内に入った水を抜く。この新しいGIANTフレームは、驚くほど水がたまる。

 

 アメダスレーダーを確認するとともに、コースを確認する。いつもは三たび山岳を越えて津南へ向かうのだが、目測50mm/hの雨の中の峠下りは危険である。相談した結果、道路が通行止めになる前に最短のコースで越後湯沢に行くことにした。できるだけ平坦のルートで√353で進むことにする。

 それにしてもすごい雨だ。一瞬弱くなった瞬間を見計らって飛び出す。途中で「ツールドつまり(妻有)」のイベントに参加の選手を捉えながら、エイドのスタッフと片手バキューンで挨拶しながら進む。

 津南を抜け十日町まで来ると雨は上がった。ここから最後の上りである十二峠に向かう。いよいよこのイベントも最後である。

 

 

 トンネルをくぐって塩沢まで下る。√17を越後湯沢まで進んで無事に到着。途中「ちょいさし」とかあって笑いがあった。お互いの健闘をたたえてゴール。ちゃまさん、やっちゃん、青ナベさんお世話になりました。ありがとうございました。

 

 越後湯沢駅始発のMAXたにがわは毎時8分に出発する。今回は14:50くらいに到着し、16:08出発の新幹線とした。限られた時間で、自転車の輪行袋詰&温泉&お土産&買出しと慌ただしかった。誰かがまとめて切符を購入するとかした方が時間の節約になるかも・・・・・(今回は所持金がなし)

 最後に、さまざまな方から応援メールや激励の書き込みを頂きました。本当にありがとうございました。来年はもっと大勢で行きますよ。大丈夫、コースはレベルに応じていろいろ変更可能ですから・・・・お楽しみに・・・・紅葉?

【費用】 交通費\6,010-、宿泊代\5,600-、食事¥3,000-(居酒屋)、補給食\5,115-、嗜好品(ビール+つまみ)\2,500-、温泉\800、宅急便\1,060(行き)、タクシー代\600-、総計\23,585-
【距離時間】 93km、4時間45分

今回の成功の秘訣は、

 今回は、例年に比べコースが長かった。出発時間を早くするという選択肢はあったけど、あえてそうしなかった。メンバーから考えて、平均速度を若干上げることが可能と考えたからである。どうしたら平均速度を上げることができるのか?それは、@極力休憩をしない。A後続選手の速度を上げる。この2点である。

 今回のメンバーは、昨年(2008)の富士チャレンジ200kmソロで一緒に走っている。青ナベさんが5時間20分、ちゃまさんが5時間25分、まさるが5時間33分、やっちゃんが6時間の脚力である。やっちゃんは昨年から急成長しているし、まさるは練習不足(6・7月のバイク練習量は、たったの547km)で全然ダメダメなので、しんがりはまさるが務めることはわかっていた。

 ちゃまさんと青ナベさんの引きは強力である。特に前半の陽が上がるまでと、やや下り区間(野辺山から佐久区間)では、まさるがついていくギリギリの速度だった。また、陽が上がって途中まではやっちゃんも交替で引いていたので、平均スピードは維持できた。これには脱帽だった。すごかった。特に後半になればなるほど、安定してきた。

 休憩は回数も少なかったが、時間も少なくした(得意の二度買いは遠慮していたようだ)。回数が少なかったのは日差しがなく、気温があまり上がらなかったため可能だった。休憩時間は長く休憩する派の青ナベさんが、いつも最初に休憩ポイントについていたので、バランスは良かったと思う。(つまり、まさるはいつも休憩時間が少なかったことになる)

 往路の出発時間は、例年通り8:00が良かったかもしれない。今回は妙高市だったので時間に余裕があると思ったが、そうでもなかった。寄り道もしなかったのになぜか?出発が遅かったことと、雨宿り、そして山岳では平坦の時間短縮ができないからである。これにはまさるの貧脚が迷惑をかけたようです。すみません。

 最後にもう一つ。ちゃまさんが地図を持ってきていた。これはグループが分かれたときに威力を発揮した。最悪は先頭と最後とでコースを変えることも視野入れた準備だったと思う。チームをまとめたのはちゃまさんの力である。

 来年はもう少し、貧脚を復活させて楽しもうと思う。皆さんの参加をお待ちしています。来年はおそろいのTシャツで帰ってきましょうね。

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