平成22年6月6日 第1回富士忍野高原トレイルレース(ロングの部31.7km)
参加メンバー:みきさん、まさるさん
報告者:まさるさん
どうして6月上旬にレースの予定が入っていないのだろうか?と疑問に思いつつも、第1回の記念大会だし楽しそうだから、、、と「ポチ」した後に、アイアンマンジャパンの1週間前だったことに気がついた。結局、アイアンマンジャパンには参加できなかったので、今シーズン前半のメイン大会と位置付けられた。そのわりには、たいして練習することなく、なんとなく参加してしまった大会。2008北丹沢山岳レース(44km)ほどは大変じゃないだろうという甘えがあったことは否めない。
ファイト!!一発!! 軍手は必携の大会ですよ!!
第1回富士忍野高原トレイルレース ロングの部(31.7km)に参加した。4:00に起床。4:40に家を出発!!中央自動車道で現地駐車場には5:40過ぎにラクラク到着。6:30から受付開始で、ロングの部のスタートは8:00。
ややガスっていて、この大会一押しの景色である富士山は、少し雲に隠れている。
みきさんとお会いするとともに、みきさんのトレイルお仲間から以前試走した時の様子を聞く。「前半の杓子山までは、ロープで上るところが多いですよ。軍手は必携です」とのアドバイスを受けた。
朝は霧も出ていたこともあり、やや涼しく感じられて、ウエアのチョイスに迷ったが、スタートする頃には日差しも出てきた。ウエアは、ハイソックスと七分丈スパッツに短パン、ランニングのインナーと半そでバイクジャージ、サイクルキャップとサイクル半指グローブとした。そしていつものトレランシューズ。なお、背負ったリュックの中身は以下のとおり。
「背中のリュック」→ソイジョイ×2本、チョコバー×1本、ゼリー×1本、アミノバイタル500mlペット(半分凍らせたもの)
「背中のポケット」→GO0エナジージェル×3個、アミノバイタルプロゼリー×2個、塩飴×1個
ちなみに、塩飴とソイジョイ1本以外は、全て完食。
給水ポイントが全部で7箇所(実際は6箇所)あるというので、水のペットボトルは持たなかった。定刻にスタート。
スタートラインから5列目くらいの前の方に並んだので、まわりのペースはやや速いか?コース案内から、トレイルランによくありがちな、シングルトラック入口での大渋滞はないことが分かっていたので、無理せず自分のペースで舗装路を上っていく。1.5kmくらい舗装路を上がって、そこからジープロードへ。ダブルトラックで一気に標高を稼ぐ。
目の前には富士山がバッチリ(※ カメラも携帯も持たなかったので、コース上の写真は撮れず。あくまでもイメージです)
しかし、走り始めから両脚のふくらはぎが痛い。急坂を上がるときは負担を一番感じる部分であるが、この痛みというか負担(ストレス)はものすごい。新しいハイソックスのせいなのか?いきなり大会で使用したことに自問自答しながら、進む。
靴下脱ぎたい。
途中から、激坂のロープ区間となる。滑りやすい急坂を慎重に上っていく。高座山から、杓子岳の間は、こういうロープ区間が多い。また、岩場も多数あって、手をつきながら降りていく。
スリリングなコースだ。たまたま前を走る選手が下りがうまく、参考にしながら進む。ショートの部、ミドルの部と合流する立ノ塚峠までこの数人のパックでペースを稼いだ。若干ペースは速かったが、トレイルランの醍醐味を味わえたといえる。
余裕はあまりなく、景色を楽しむことはできませんでしたが・・・・
すでにゼリー1袋を食べつくす。この先の水分補給がやや不安となってきた。気温も上がり始め、相変わらずふくらはぎのストレスは大きい、果たして完走できるのだろうか?
二十曲峠までは快適で、途中背中のリュックからアミノバイタルを取り出して飲む。と、このあたりからお腹がゴロゴロと・・・・昨日の夜、今朝も正露丸を飲んだのだが・・・・トイレを探しながらの苦しいランとなる。
石割山までの上り辺りから、上りの徒歩で前を進む選手を抜くことが多くなる。下りは全くダメですが・・・・・
石割山の山頂でコース役員から「コース全体の3分の1強ですよ。頑張って!!」と声がかかる。こんなに頑張っているのに、まだ3分の1なのか。超がっかりである。
平尾山からは眼下に山中湖が良く見える。下りでは抜かされることが多いが、上り徒歩区間では出力を上げて抜き返す。
大平山のトイレで、しゃがんで用を足す。と、脚攣りそうだし・・・危ないぜ。
ここからの下りで痛恨の転倒!!で右ふくらはぎが即攣り。コース上に横たわると、「捻りましたか?大丈夫ですか?」と女性ランナーのやさしい声。「攣っただけです。」
しばらくコース横で脚を伸ばしてから、恐る恐るスタートする。まだ、走れそうだ。
ここからは、上り返しがあるものの、ふもとまでずーっと下り。GOOゼリーをとチョコバーを流し込む。もう太ももパンパンでスピードは上がらず。舗装路に出ると、水の給水制限がないエイドに到着し、アミノバイタルゼリーのペットボトルに水をなみなみと入れてもらった。
一安心である。エイドには、オレンジ、まんじゅう、梅干があってオレンジは良く食べた。
田んぼのあぜ道を抜けて、ゴールまであと2kmの地点を・・・・ロングは右折し、再度山を上る。あと10kmくらいか?
ここから山に向かって、微妙な上りの舗装を進む。そしてダブルトラックのジープロードへ。いつもなら走って上れそうな斜度にもかかわらず、歩いてしまう。周りもみんな歩いている中、ただ一人だけ、走っている選手がいた。まさるが転倒した時に前をゆっくり走っていた選手である。
後をついていくことにした。トレイルランはある程度のパックで走った方が、ペースを維持しやすい。彼は絶対に歩くことをしない。残念ながらまさるは途中で歩きが入ってしまい、最後は離されてしまったが、なんとか4時間を越えることなく立ノ塚峠まで上ることができた。
ソイジョイを食べ、最後の踏ん張りである。前の選手を見失わないように出来るだけ頑張って走ることを心がける。二十曲峠に到着。あと6kmだという。
舗装路を少し下ってから、ダブルトラックの下り。ちょっとしたガレ場である。ここではことごとく抜かされていく。太ももパンパンなのでペースは上がらず。一旦脚をとられてバランスを崩すと、左足ふくらはぎが攣りそうになる。だましだまし下る。途中で最後のGOOを飲んで、私設エイドのお水をもらって流し込んだ。
途中女性ランナーと少しだけおしゃべりして、頑張ってついていくように頑張った。
下りきってあと1.5kmくらいだろうか?田んぼのあぜ道の中を進む。この平坦部分が余計だよな〜と思いつつ、先ほどの女性と一緒に声を掛け合って進み、何とか忍野中学校まで戻ってきた。
平坦部分では15人くらいに抜かれただろうか?ゴール手前100m地点では、両脚が攣り始め、もう無理。脚を引きずりながらゴールした。
疲れた〜。完全に練習不足だなぁ〜
ゴール後は、ボランティアの方にチップを外してもらい、おにぎりとトン汁を受け取って(完走賞の生蕎麦も)ゴール地点で座った途端に、両脚が完全に攣ってしまい悶絶。
今回は練習不足で景色とかあまり楽しめなかったけど、コースとしては最高でした。帰りは石割の湯で温泉に浸かって脚を丁寧にマッサージ。山中湖畔でジェラート。そして道志みちをドライブ。途中、日野の「とんでん」で食事をして18:00に帰宅できたので、参加しやすさということからいってもおススメです。
コースに距離表示があれば、もっと走りやすいかも。来年も是非参加したいですね。
みきさん。お疲れさまでした。アドバイスなどいろいろありがとうございます。奥さん。応援ありがとね。
記録 4:39:51 (種目別ロング男子177位/599位)