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2011 第13回北丹沢12時間山岳耐久レース

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PISPORT レース報告

2011年7月3日 第13回北丹沢12時間山岳耐久レース 報告者:まさるさん

 【種目】 44.24km 男子39歳以下 Bib 96
 【記録】 7:00:24 【種目順位】 181位/604位 結果はこちらで。
 【完走率等】 スタート選手数1,781名・完走者1,4139名・完走率79.3%

3年前にやっちゃんと一回だけ参加し、もう絶対に出ない宣言をした大会だったのに、ラン強化のためなぜだか申し込んでしまった・・・・

スタートまで

3年ぶりに出場を決めたキタタン。トライアスロンにつながるラン強化の一環として今シーズン前半のメイン大会と位置付けた。先月には富士忍野高原トレイルで一旦身体を叩いておいた。
が、大会前の2週間は自転車の練習が重なってしまい。毎週トレイルを走り込むという計画は最後まで(残り2週は)達成できず。ただ、今年から毎月100〜150kmではあるが、走る癖はつけてきたつもり。ヘボいけど・・・・

1月 150.5km
2月 144.7km
3月 123.6km
4月 177.5km
5月 113.0km

前回(2008)出場したときのタイム(7時間40分)はきっちり更新したいところだ。ただ、前回出場した時は完走率が50%満たなかったので、その後コースを若干変更したということは聞いていたので、どうなるか?
昨日の夜スイムのセッション練習を終え、アミノ酸とご飯お茶碗一杯を補給して22:30に消灯。3:40に起床し、ご飯を食べてからあわただしく4:00に家出。国立府中IC手前のコンビニでおにぎりを購入し、4:10国立府中IC-4:35相模湖ICで、4:50に大会会場手前の採石場の駐車場に案内される。ここから歩いてスタート地点まで15分ほどだという。



着替えなど準備して、トイレも済ましてから(5:00〜)てくてく歩いて会場へ。





途中の道路の気温計は22度だったが、雲が青空にかわり日差しが強くなる。今日も暑くなりそうだ。

荷物を預けるテニスコートで、Vセッションで一緒の、今年モンブランを目指すイイダコくんと待ち合わせて準備をする。



ここで今回まさるのウエアと持ち物を・・・



[ウエア]
 インナー、白バイクウエア、ランパン、ハイソックス、バイク半指手袋、心拍計、トレランシューズ
 ※ キャップは車に忘れてしまった。これは大失敗。
 ※ バイク半指手袋は、第二関門でLSDリュックにしまってしまった。姫次からの下りでつけ直すべきだった。
 ※ 心拍計はゴムが緩く、下りでは何回もへそまで下がってしまいストレス大。
 ※ インナーの腕下がかなり赤く擦れた。ワセリンを塗るべきだった。

[LSDバッグ]
 キャメルバッグ1.5LにCCDを1L分凍らせたもの+水300mlくらい
 メダリスト×5袋(全部使用)
 一口ケーキ×1袋(第二関門で食べた)  パワージェル×3袋(1袋のみ姫次で使用)
 エネルギーゼリー×2袋(全部使用)
 薬(ストッパ&頭痛薬)

 ※ ゼッケンは1枚だったので、スタート直前にウエア前に貼り直した。

[ランパンのポケット]
 コンパクトデジカメ

 ※ ジップロックで汗&水をブロックするべきだった。

準備を終え、トイレ(小)を済ませて、荷物を預けてからスタート地点に並ぶ。まだ30分前だというのにかなり並んでいた。ちょっとびっくり。



あかんさんやともちんさんを探すも結局お会いできず。帽子を忘れたため、スタート前からかなり日差しが降り注ぐ。結構これが失敗だったかも。

6:30に第一ウエーブがスタートした。(第二ウエーブは、初出場&完走した記録が9時間以上の方らしい)


第一関門「神ノ川ヒュッテ 18.59km」まで



トレランを上手に走るコツは、次の点だと思う。
@ 渋滞を上手く回避する。
A 上りも下りも、ペースの合うメンバーとパックで走る。

渋滞はスタート直後のシングルトラック入口周辺でおきることが多い。休憩できるというメリットととらえると、その前は少し頑張っておきたい。

スタート直後は舗装路を、道志みちのくぐる形で上っていく。始めて参加した時に一緒にセッションで泳ぐO矢さんから「渋滞回避のために最初の舗装路は頑張った方が良いですよ」との言いつけを守り、ちょっとだけ頑張って舗装路を上っていく。

が、気温が高くかなりきつい。スタート直後から汗ダラダラ。キャップがないので顔に滴り落ちる汗が不快でしょうがない。



スタート直後から小まめにドリンクを補給する。

1kmほど舗装路の上りを走って、ダブルトラックへ入っていく。



ダブルトラックをしばらく進むと、渋滞。



風が抜けず、日影だけれども蒸し暑さは変わらず。かなりの急斜面を一歩一歩進む。まだ皆さん元気なので、横を上手くすり抜けていく選手もいる。まさるの心拍は160台で結構つらい。無理せず、呼吸を整えながら上っていく。



このくらいの上りが続く・・・・



行軍??



分岐(スタートから2km)まで上って、今度は急坂を下る。



ここはまだ序盤なので、頑張って前の選手についていく。

が、斜度が緩くなると同時にまさるのペースは下降気味。舗装路に出ると、抜かれる抜かれる。後ろから続々と選手がまさるを抜いていく。

それにしても暑い。日差しが強い。



神之川キャンプ場で、頭から水を浴びよう!!と心に決めたのだが、、、昔と違ってコースが変更になっていてガッカリ。苦手な舗装路が延々と続く。(前は神之川キャンプ場から川を渡って上りが始まった)



スタート地点から11km地点の給水ポイントに到着(8:00)

自分で柄杓で水をすくって、頭からかける。気持ち〜



分岐を右に折れ、再びシングルトラックへ。とりあえず、鐘撞山(標高900m)を目指す。



相変わらず急坂が続く。結構なペースで前の選手についていく。結構辛い。

鐘の音が聞こえてくると鐘撞山だ。(8:30通過)係員が、余裕があれば鐘をついていってください、という。まさるは余裕がなかったので止めておく。

続いて県境尾根分岐(標高1280m)スタートから15km地点を目指す。



とにかく急坂です。前の選手に離されないように、また休憩で止まってしまう選手がいたら、間を詰めながら淡々と上っていく。

標高が上がってきたからだろうか?斜面の向きによっては、気の地良い風が吹いて気持ちが良い。第二ウエーブの選手が、違う速度で上っていく。

県境尾根分岐を9:00前に通過(15kmを2時間半)して下りに入る。ぬかるみが残っているのでシューズを滑らせながら走っていく。



そして急な下り坂&ガレ場が始まる。前回、窒息しそうになったイヤなポイントである。そして背中の水が底をついた。ズズズ〜とイヤな音がする。

さらに、ふくらはぎに脚が攣りそうな違和感が出てくる。ペースをやや落として様子を見ながら下っていく。



下りが続き標高が下がってくると、一気に蒸し暑くなり頭がボーっとしてくる。急坂に飽きてきたころ、やっと待ちに待った第一関門のエイドステーション(標高580m 18.59km地点)だ。(9:24着)



まず、頭から水をかけてもらう。



そして、背中のLSDバッグから、空になったキャメルバッグを取り出し、冷たい水をなみなみと入れてもらう。



さらに、汗で失いつつあるミネラルを補給するため、キュウリに塩をふっていただく。



キャメルバッグには、メダリストを2袋空けて溶かしておく。そしてエネルギージェルを1袋飲んでおく。

ここではなんだかんだで6分間の休憩となった。ランパンが汗ビショビショのため、レンズが曇ってしまったが、乾いたものを何も持っていなかったので、、、、、そのまま。

ちょうど3時間が経過して、次の犬越路手前の日陰沢源頭(標高1000m 20.5km地点)向けて出発する。


第二関門まで

約11km先の第二関門を目指す。一回上った後は、日当たりのよい林道を延々と下るつなぎ区間だ。

関門をでてしばらく林道を進む。もう走っている選手はほとんどいない。歩きが多い。まさるは手袋をはめ直しながら早歩き。



犬越路の案内を見ながら進んでいく。しばらくしてガレ場の沢を上る。



この先が20km地点(10:00過ぎに通過)ここからは落石注意の危険ポイントがいっぱい。



上りでは一人一人確実に抜いていく。といっても選手も少ないし間隔もまばらにですけど・・・・



標高1000m地点でやっと林道にでた。ここからはまとまって走れる下り基調の路が続く。



ところどころ景色が開けるところがあって、気分転換になる。



最初は雲がでていて日差しは気にならなかったが、標高が下がってくると暑いし、後半は日差しが強くなってきた。2箇所ある湧水ポイントで、頭から水をかけて冷却する。



この区間でスピードを上げることができれば、大幅なタイム短縮が期待できそうだけど、まさるはキロ6分くらいのゆっくりペース。抜かされることはあっても、上りと違って、抜かすことはほとんどなかった。



右手の川が身近に迫ってきて、いくつかのトンネルを越えると・・・



第二関門の神ノ川園地(29.42km地点 標高610m)だ。(10:55着 第一関門から1時間25分 スタートから4時間25分経過)



とにかく暑いので、冷たい水を柄杓で3杯かけてもらい、背中のキャメルバッグに水を入れてもらう。(ここでは半分くらい残っていた) 2km手前くらいから空腹を感じたので、一口サイズのケーキを頬張っておく。一人二枚のレモンの配給が嬉しい。



ここには5分滞在した。ここから姫次(標高1433m 5kmちょっと)目指して上りが続くため、手袋をリュックにしまってしまう。背中のポケットに入れておくべきでしたね。

それにしても暑い!!


姫次まで

さて、いよいよ最後の難関。標高1433mまで標高差約800mを上り、あとは9km下るだけ、、、約15km先のゴールまでなんだけどね。



手元の時計ではスタートしてから、約4時間半(11:00)経過していた。川を渡るため林道を右に外れ、一旦下る。リタイア受付という張り紙あるテントの横を通りながら・・・



川で泳ぎたいなぁ〜



橋を渡ると、シングルトラックの上り。姫次まで3×2時間40分とある。



どっちなんだ?ハイカーの脚で2時間40分?3時間40分?どのくらい歩けば上りが終わるのか見当もつかないまま、1時間半から2時間くらい歩けば上りは終わるだろうと思って黙々と前の人を追いかける。

前回参加した時は、第二ウエーブの数人のパックで一丸となって上って記憶があったが、まわりにはペースのあう人は見当たらず、前の人に追いついては道を譲ってもらいながら淡々と進む。頭の中では「コーラ飲みたい」という気持ちが強くなる。

ひたすら上る。

一人抜くと、さらにそのずっと上にいる人を目指して黙々と上る。標高が上がってくると風が気持ち良い。心拍は160以上をキープしている。

風巻ノ頭(標高1077m 32km地点)を通過(11:45)応援が嬉しい。



休むことなく先に進み、残り10km地点を12:15に通過する。もうそろそろかな?



前回は自然保護のためランニング禁止区間と思われた区間を通過。このあたりでハイカー数人とすれ違うとともに、この姫次の上り区間で第二ウエーブの二人に初めて抜かされた。ついていこうと思ったが、ちょっとペースが上がらず諦める。

続いてデンジャー区間。ここでもさらに二人に抜かされる。でも、一応追いかける。



景色が良く、風が気持ち良い。上ってきたねぇ〜という景色が広がる。



この先でカメラマンが応援していた。



「この少し先でコーラありますよ!!」

「マジっすか?」

嬉しいことに、私設エイドだ。わざわざCCレモンとコーラを運び上げてくれているようだ。





「ひとり一杯まで」

凄い美味しかったコーラ。私設エイドの皆さま。本当にありがとうございました。

見晴らしの良い開けた尾根道を気持ち良く(ヘロヘロだけど)進む。



しばらくすると、やっとやっと姫次(標高1433m 35km地点)に到着!!(12:30)第二チェックポイントから、ちょうど1時間30分だった。





ここでも私設エイドがあったが、先ほどのコーラで満足なので、写真だけ撮って走ろうとすると、せっかくだから撮ってあげるよ〜 といってまさるのカメラを預けて一枚撮ってもらった。応援団の会長どうもありがとうございました。

あとは苦手な下りを9kmくらい我慢するだけ。手元の時計ではスタートから6時間経過したところ。キロ6分で下れば、7時間切りの6時間台が見えてきた。


ゴールまで

あとは下るだけ。苦手な下り・・・・・

実は上りで調子に乗ってキャメルバッグの水に溶かしたメダリストを飲み過ぎて、お腹が緩いというか「チャポチャポ」音がする。最初は背中のキャメルバッグか?と思っていたけど、どうやら自分のお腹の中らしい。

一応ストッパを忍ばせてはいるけど、ここから先はあまり飲まないようにする。背中のキャメルバッグの中身は、単なる水の方が良いのかな?頭にかけたりして体温調節もできるかもしれないしねぇ〜

緩やかな尾根を下る。斜度が緩く気持ちが良い。昨年はここから結構抜かされたが、今日はまだ抜かれない。上りで結構離したのかな?



とりあえず前の選手を視界におさめながらついていく。が、1kmも走らないうちにふくらはぎピクピク〜〜〜ヤバい。

ふくらはぎだけでなく、足裏やももの付け根といろいろなところが痛み出す。ペースをやや落として、ピッチも変えながら、だましだまし走り続ける。

しばらくすると何人かに抜かれ始めるが、道を譲りたいけれども、ストップしたら一気に攣っちゃいそうなので、止まることなく悪いなぁと思いつつ走り続ける。数人に抜かれるとともに斜度がキツクなってくる。

そうするとますますブレーキをかける走りになってしまう。辛い下りだ。

お腹は相変わらずチャポチャポいってるし・・・・・

しばらくして脚の痛みは徐々に消えていく。急なステップを踏まなければまだ大丈夫そうだ。去年は転んだ瞬間に両脚攣って悶絶。しばらく立ち上がれなかった記憶がよみがえる。

下っても下っても、、、まだまだ下り。

時計をチェックする。まだまだ7時間切りまでは大丈夫そうだ。

気温が高くなってきたからかなり下ってきたことがわかる。しばらく斜度が緩い区間があり横移動している区間のようだ。

途中の分岐で係員から、この先に残り5kmの分岐があります。と声をかけられた。時間はまだ40分くらいある。そこから1kmくらいは走っただろうか?ようやく39km地点標高1200mの平丸分岐を通過する。(12:55通過 出発から6時間25分)残り35分であと5kmだ。



ここからは上ってきたコースの逆、つまり激下りの始まりである。

ここからはかなりの人数に抜かれる。パックになって走っているのでカーブで道を避けて止まって、後ろについていくが、直ぐに千切れる。

斜度も急で、だんだん自分の脚も辛くなる。おまけに熱くて暑くてボーっとする。頭に水をかけたいが・・・・持っているのは温いスポーツドリンクのみ(悲)

耐え耐えて、苦しんで苦しんで、またまた抜かれて、たまに抜かして、もう脚が動かなくなりそうで歩きたくなったところで、平丸まで残り2kmという看板。

まだまだ辛い下りが続く・・・・

もう泣きそうなところで、やっとやっと舗装路に出た。

そして念願の水場。バケツで頭から水をかけてもらう。



時計を確認すると、7時間切りまで残り10分を切っている。あと1kmちょっとか?

いつの間にかあまり貯金がないことに気がつく。時間短縮のため水は飲まず走り始める。トンネル手前で役員が「トンネルの先、右手の階段を下る」と声をかけている。

「トンネルの先、右手の階段を下る」

「トンネルの先、右手の階段を・・・・・・」

トンネルの先、直後の右手の階段を・・・・・上ってしまったよ。うっかりやっちゃった。

道、間違えた。

後ろの選手が気がついて声をかけてくれたものの、一応階段の上まで上ってみる。係員はいない。やっぱり間違えたようだ。

慌てて戻るもギリギリだ。

最後は頑張ってペースを上げるものの、手元の時計(ネット)でギリギリ切った。



グロスだと・・・・・

7時間24秒(クラス別 181位 総合は不明)
スタート:1781名/ゴール:1413名/完走率:79.3%
結果はHPこちら
前回は感無量で涙流しながらゴールしたけど、今回はそうでもなかった。2回目だからか?もしかして、物足りなかったのか?

いや、十分に出し切りました。

ポカリのペットボトルを受取り、テントの下でしばらくぐったりして飲み干す。

それにしても暑いので、足洗い場でシューズを洗いながら、顔も頭も冷たい水で汗を流して、さっぱりする。

ゴールが確認できる風通しの良い日影でうどんを食べながら、イイダコくんや、ともちんらの姿を探すが、、、、、しばらく待ってもあえないので、、、、スミマセン。いやしの湯(参加費に無料券が含まれている)でさっぱりしちゃいました。

温泉は予想よりもかなり混んでました。温泉。脱衣場の中までカラン20人待ち!!みたいな。

さっぱりしてから、藤野駅行のバス出発までゴール前で応援し、途中の駐車場で下してもらい帰路に着く。駐車場を出たのは15:00前だったかな。相模湖から小仏トンネル渋滞情報が出てたので、√20で帰還。2時間くらいかかった。

ランの絶対的な練習量が不足しているので、下りになると途端に走れなくなってしまう。月200〜300キロぐらい走り込めば、下りもそこそこ走れて、もっともっと楽しめるのではないかと思うけど・・・・

もうしばらく、トレイルの下りは走りたくないです。

参加された皆さま。お疲れさまでした。

※ スタートから第一チェックポイントまで 1.2Lの水消費
※ 第二チェックポイントまで 0.7Lの水消費
※ ゴールまで1.0Lの水消費 合計約3.0Lは飲んだかも・・・

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