中軽井沢から長野市内、信濃町をとおり直江津まで
中軽井沢から浅間サンライン、小諸、上田、長野市内を抜け、信濃町から直江津まで。
● ぶれない軸
√18で小諸方面へ進む。車と異なり自転車の場合は、だらだら上って急坂を下るよりも、急坂を上ってだらだらと下るコースの方が、負担が少ない(快適)とされる。
2008年の時は√141で佐久方面から√18に合流し、炎天下の盆地ライドを思い出した。
あの時はクソ暑かったなぁ〜
車通りが多い国道は避け、一本山沿いを走る浅間サンライン(通称1000m道路)を走ることにした。これが、かなりお勧めの道路だった。下り基調の車通りの少ない尾根幹線に例えるとわかりやすいかも・・・・
途中、雨が落ちてきたが標高が下がってきたこともあり寒くはない。笑っちゃうくらい超快適なダウンヒルを楽しんだ。
かなり下ってきて小諸の先、菅平高原への上り口である「倉掛(標高700m)」に到着(11:30)。気温もだいぶ上がったこともあって、一応皆さんに聞いてみた。
「菅平高原どうします?」
軽井沢(標高1000m)から浅間越え(標高1400m)を越えて、菅平高原(標高1500m)までいくコースは、軽井沢で相談した時は、とっても寒くてイヤだったけど、標高700mまで下ってくると、ここから菅平高原まで上っても良いかな〜と思ったことも確か。
山の上を見上げると、黒い厚い雲がかかっている。
軸はぶれずに、引き続き上田まで下ることにした。
● ねぇさん。事件です。
再びダウンヒル開始。快調に下っていたところで、小石を撥ねたんです。携帯ポンプで一生懸命空気を入れても、せいぜい7気圧くらいにしかならない前輪で・・・・・
そしたら、プシューって(悲)
本日4回目(前輪2回目)のパンク修理
丸腰のまさる。替チューブを2本持っているちゃまさんから、1本提供を受けました。ありがとうございます。
さずがに、4回もパンクをすると、イジられなくなる。それよりも皆さんの憐れむ眼差しが痛い。
上田バイパスと合流し、進路を北西の長野市へ。ここから前線に向かって吹きこむ強力な追い風が後押ししてくれる。
しなの鉄道の「さかき駅」周辺でコンビニ休憩(12:30到着)。日差しが出てきてかなり暑さを感じるようになった。山岳に備えて7分丈のタイツを履いているまさるって???
コンビニの店員さんに聞く。「あの、この先、√18沿いに自転車屋さんってありますか?」
2店舗のお店の場所を確認して、替チューブ探しライドに12:50出発する。ホテルの居酒屋にも電話をして、予約時間を19:00からに変更してもらう。
● 自転車屋さん探し
700Cのチューブを購入することがこれほど難しいとは。
戸倉の自転車屋さんに寄る。が、扱っていないとのこと。必ず置いてあるお店は長野市内の○○だよ。と聞いて先を急ぐ。その間にちゃまさんが別のショップで情報収集してくれていた。この先、バカヤスという自転車店があるらしい。
南からのフォローを受け、なべちゃん引きでまさると二人の逃げが容認される。40km/hで高速巡航し、バカヤスさんに到着するも、残念ながら扱っていないとのこと。集団を待って長野市内の○○まで急ぐことにした。
それにしてもこの区間。超追い風で超ラクラクだった。でも、そんなおいしいことが長続きするはずはなく・・・・・
● 雨の日のサイクリングに泥除けは必須
更埴を抜け長野市内に突入。前方には明らかに雨が降っている空色。そして追い風が向かい風に変わって、小雨が降ってきた。前線に突入していく感じである。
パラパラだった雨が、ザーザー降りとなったので、雨支度をすべく一旦雨宿りをする。ウインドを着て、荷物のカバーをしっかり確認して、小雨になったのを見計らって走り始めるが・・・・
凄い大雨です。
今回、自転車に泥除けを装着してきたのは、ちゃまさんとナベちゃん。ほかのメンバーは装着していない。つまり、後ろについて走ろうとすると、跳ね上げを覚悟しなければならない。まっきーの後ろに半身ずらしてついていく。
コンタクトが外れてしまわないか、ヒヤヒヤで片目をつぶりながら高速走行についていく。
途中、○○自転車屋さんの近くに来たので、後続のエース(アシストはちゃまさん)を待つ間に、まさるだけ一人でショップへ向かう。
期待していたけど、ごく普通の自転車屋さんで、700cのチューブは扱ってませんでした(悲)
失意のまま合流地点に戻り、なべちゃん、やっちゃん、まっきーとまさるで、先頭を行くエースとちゃまさんを追うことになった。
雨の中の超高速走行。
● 巻き込み確認
35km/hで前を追うが、エースの後ろ姿は全然見えてこない。途中、まっきーさんが車と接触。大事に至らなくて一安心。再び高速で追いあげる。結局二人に追いつくことはなく、飯山方面へ行く√117の分岐で、雨宿りしているエースに追いついた。
ここから先は、ナウマンゾウで有名な野尻湖までの妙高に通じる道である。上りである。事前に調べておいたコースではなかったので、標高差とか良く分からずに、各自のペースで進んでいく。長野市内での豪雨はひとまず峠を越え、それほど雨が気にならない程度となってきた。気温は24℃とかそのあたりを表示していたと思う。
飯綱高原までは登坂車線がある。結構長い上りでどこまで続くかわからない。登坂車線が終わってもうそろそろ終わりだろうと思っても、上りはまだまだ続く。途中でまっきーさんとちゃまさんを交わして、トイレに行きたくなった頃、信濃町少し手前のセブンでなべちゃんが待っていてくれてので、休憩することにした。(15:20着)
温かいカップヌードルがウマすぎる。この先、野尻湖を越えれば、後は上越市まで下るだけのはずだけど・・・・・(15:40出発)
● 日本海を目指して
信濃町から残りの距離は約45kmくらい。あとは日本海まで下り基調のハズ。雨もほぼ上がり、路面も乾いてきた。
超高速のダウンヒルが始まる。
あまり早く到着しちゃうと、飲み過ぎちゃうよな〜と、ナベちゃんが心配する。2009、2010とホテル到着は真っ暗闇だったから、それに比べるとかなり早い到着が見込まれた。
今回のコースは、雨を避けながら、また、低気温の中のロングライド。山岳コースを諦め平坦コースだったから、早く到着するのが当たり前ではあるが。
パンク4回したにも関わらず(汗)
● パレード走行
√18を離れ、例年走る県道の分岐で、今回のエース、ナウいさんを待ってからパレード走行。昨年のリベンジを果たすべく、直江津参加をなべちゃんと同じくらい心待ちにしていたナウいさん。海外出張などであまり練習できなかったみたいだけど、頑張りましたね〜
直江津手前、事前にチェックしていた自転車ショップ(カンバラサイクル)。ここでようやく丸腰状態から脱却。
700cのフレンチバルブ。48mmを4個ください。
10個くらい買占めるべきなんじゃないの〜と言われるも、やっちゃんとちゃまさんに1本づつお返しする。ありがとうございました。
自宅から距離311km 走行時間11時間20分。アベレージは27.0km/h。自宅を1:45に出発して、到着は17:40でした。
初参加のまっきーとエースナウいさんと握手をしてから、ホテルへむかう。
● 宿泊の人間ドッグと違います(笑)
フロントでチェックインをすると、ナベちゃん、ナウいさんの荷物は届いているが、木曜日の夜に発送した、まさるの荷物(衣類)だけがまだ到着していない。
こうなると、、、ホテル館内着の活躍がめざましい。道路を隔てた隣の大浴場に行くのも、居酒屋にいくのも、館内着。
部屋のスリッパで歩く姿は、まるで病院を抜け出した患者そのもの。(ちなみに、2008のちゃまさんが、そのテクニックを発案したことは、以外と知られていない。)
● 隣の施設の大浴場は無料
ホテルのフロントで利用券を受け取り21:00まで無料で利用できる。大浴場でのウエア&ヘルメットの洗濯は、マナーを守ってお願いします(笑)
19:00からの宴会に備えて、汗を流して大浴場でマッサージをしておく。
● 意味深な発言「パンクに助けられたよ」
ホテルの2階に居酒屋がある。あらかじめ席だけ予約しておいた。
フライングもあったけど、6人揃って生ビールで乾杯!
このためにわざわざ走ってきたんだからね〜
みんな腹ペコなので、ガンガン食べる&飲む。終電の心配もなく、明日の走行距離は100kmだけなので、お酒も進むし会話も弾む。
そして、エースから締めの挨拶があった。
「まさるさんのパンクに助けられたよ」
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21:00くらいに切り上げて、ホテルのフロントに立ち寄ったところ、まさるの荷物が届いていた。良かった〜
ウエアを洗濯しよう思ったけど、洗濯機@200-の小銭がなかったので、バイクシューズに新聞紙を詰めこみ、バイク手袋のみ洗って干しておく。明日は新しいウエアを着ればいいや〜と思いながらベッドに倒れこんだ。ZZZ〜