In vino veritas(酒に真実あり) PISPORT〜SBRB〜 

2009 IRONMAN JAPAN

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PISPORT レース報告

平成21年6月21日 IRONMAN JAPAN 五島長崎
参加メンバー:すこっとさん、マサさん、アイアンギャルさん、ちゃまさん、まさるさん(DNS)
報告者:ちゃまさん

 昨年12月末に怪我をして 1月初めに手術をして リハビリを兼ねて運動を始めたのが2月初め jog数回程度で臨んだ最初のレースだった青梅マラソンは 術後の体の軽さも手伝って12kmまでは比較的(その状態では)悪くないタイムで進んだが そこでいきなり終わって 生命維持体力をも使ってフラフラでゴールして レース後3日間は本当に経験したことがないほどの廃人状態、仕事もできずにピクピクしていた

 3月にはこれも同じくエントリーを昨年ケガの前にしてしまっていた 立川マラソン これも同じように8キロまでは良かったが 前回の青梅マラソンほどひどくないものの同じように かなりの撃沈 レースを終えて みんなのところに戻ると すでに 皆さん着替えも終わって 帰宅の寸前でした 滅)

 その後の3月JCRCや佐倉マラソンも力がでずに 調子の良い仲間を横目に ただただ完走を目指すだけ この後もエントリーしてしまった 霞ヶ浦マラソンやJCRCをこなすだけなのかー いつもなら宮古島大会があったりするので そこを基準に考えて体を作ったり(って言うほどでもないが)なのだが・・・・・・・・・目標レースなしで1年が終わるのかなー って思って葛藤していた。3月31日夜11時ごろ なぜかIMJapanのサイトでポチッとエントリーしてしまった?なぜだろ?

 これはいま考えても不明です。しかもこのとき開催は6月28日だと思っています。

 IMJapanのエントリーをして家族に相談して(逆?) エントリー料を振り込んで ほんとうにレースを意識したのは5月初めで、ここからはじめると2回ぐらい体をいじめるくらいしか時間がないと、かなりあせり始めるものの仕事で5月の連休は練習できず最初の週末は埼玉TTがあり、やはりIMの練習にはならず、結局翌週から2回ピークを作り6月中盤からは調整(ちょっと少なすぎですがしかたがないので)とする。

 5月連休の代休も会社の合併があるので なかなか上手く休めないが 時間がないのでかなり無理をして休んだりもしてみる。時間がないなりにがんばってみた。で、問題発覚 開催が6月21日だと気づき計画の修正をしなければいけなくなった。ひぇ〜かなり動揺  (泣)

6月18日(木)・19日(金)

 6月17日に会社名が変わって大株主来日 そんな日に私は 夕方の便で長崎へ 気持ちはどうにでもなれって感じです。(大丈夫か 俺?) この日は長崎で1泊 知り合いと楽しい時間をすごして 朝1番のジェットフォイルで福江に 

 すこっとさんのお迎えで 登録会場経由ホテルまで。この日は自転車を組んで(ここで問題発覚 自転車と一緒に送ったはずの袋が一つ足りないことに気づく、工具 補給食の一部などがない ありゃー。でも、すこっとさんの助けでなんとか レース期間を乗り越える、このあともいろいろ教えてもらったり 今回はかなり助かったです。どうもでした。)

 ランを軽くやって 終了。調子はあまり良いとはいえない感じがする。今思えばレース週の火曜日・水曜日あたりが一番良かったような?気もする 土曜日あたりは なんとか体調が落ちないように祈っている感じでした。


6月20日(土)大会前日

 朝 スイム会場でレース時間にスイム ベタなぎで泳ぎやすかったが 朝日が目に入る感じで クリアーのゴーグルだったことをちょっと後悔する。(レース日は曇りだったので 実は朝日はなく クリアーで正解でしたが) その後はじめてなので前半のバイクコースのポイントを車で走っていろいろアドバイスを聞く(これは実に良かった これで安心して前半部分を走れたので)

 あとはバイク預託が2時間しかないので 早めに出て預託 ランバックも預託(実はこの袋に腹痛予防のストッパーを入れ忘れた)あとは17時に早めの夕飯 明日は3時に起きるので 8時過ぎには準備を終えて 布団に入る 寝たのは9時過ぎかな? でもさすがに初めてスイム付のIMディスタンス緊張しているのか2回目に起きたのは2時40分 ・・・・・・


6月21日(日)大会当日 準備・スイム 1:05:47 159位

 ちょっと早いが もう寝る時間はないので 赤飯をレンジで温めて 味噌汁に作り パンを食べて朝食完了。4時30分にロビーに。 スイム会場までのバスの中は いろいろなことを考えるものです。雨はまだ降っていない

 若干明るくなりかかった頃に会場到着 自転車に空気、ボトル、少々時間があくものの6時30分のスイムアップまでウェットを着たり 選手と話したり 応援に来てくれた方と話したり あっという間に 過ぎていく

 

 スイムはバトルが怖いので左手前方3列目辺りで位置取りをする。それなりに混雑するが まずまずのスタートです。でも やはり バトルが好きな人がいるのかなー やめてほしいよ ほんと

 スイムのペースはゆっくりめで なんだか通勤のときに自分のペースで歩けずに 周りと歩いている感じ(わかりますか?)です。もう少し早い集団で泳ぎたかったけれど 3.8kmは初めてなので あまり無理をしてもショウガナイと思い 適当にその集団内で。1周目を終わって (150位前後)2周目に入るものの 自分の集団は見つからずに 2周目も終わってしまった(160位だったかな)

 最後300mは少しペースを上げて集団から抜け出して 一番いやだったスイムを終了 1時間5分47秒 これは自分にとっては悪くないタイムだとそのときは思ったが リザルトを見ていると もう少し早くても良かったかも

 


バイク 5:26:31 54位

 バイクは 今回トライアスロン用のバイクシューズを使用しなかったので なかなか靴を履けなかった。たぶん、2キロぐらいはかかったかも。 で、前半は昨日車で見ているので ポイントポイントを注意しながら まずは間違いなくスイムを前であがっているすこっとさんを目指す。結構 同じエイジの方がいるので 自分がエイジの中でかなり遅い順位でスイムアップをしたがことがわかる。抜けるのがうれしいやら かなしいやら 複雑な心境。

 20k通過 すこっとさんはまだ見えない 無理をして追いかけているわけではなくペースで走っているけれども 昨年の宮古島大会はこれくらいの距離で追いついたと思っていたから すこっとさんが調子いいのか私がスイム遅かったのどちらかだなーと思っている。このころはすでに 雨が結構ふっていて 湿度が高いのでサングラスが曇って前が見えない(曇り止め対策が必要だった)でもコンタクトをしている私は サングラスをはずせないのです

 市内への上りで水色のウェアーを見つけた。彼女の調子は悪くないように見えた。プロの女子が積極的に走っていたので 私も前にでるものの すぐにまた前にでられて いや いつもながら積極的に展開に頭が下がります。このあと途中この女子プロは前に前に出て 私の視界から消えてしまいました。ひぇ〜。(最後の最後にバイクでは抜き返しましたが その後のランでは歯が立ちませんでした 泣)

 

 初めてのバイクコースなのでとりあえず無理をしないで 走っていると 大宝口の往復でY尻さんとすれ違い 自分が悪くない位置にいるのかなと思うものの彼はスイムでいつもより5分以上(何か問題があり)遅れていたらしい。そして、私が一応気にかけていた同じエイジの選手(エイジ1位になったりハワイに結構行っている方とレース中は思っていたので自分はそうは言ってもそこそこな位置にいて ランの出来次第では ・・・・・・なんてちょっと思ったりしている。でも実際はそのまえに5人もいて その時点でハワイのスロットを消失していることはまったくわかっていない)も途中抜かす で前述の思考が働いて能天気にも それなりの位置かなー?と

 でも ガガッーン 

 折り返して 動揺したのは すこっとさんがかなり近い位置でいること 彼女が良いのか私がだめなのか 正直「アセリマス」 です。前方を見ている彼女はとにかく集中していました。(2周回とも私に気づかなかったからね 声かけたけど 泣)

 さて、私の周りは私を置いてドンドン行ってしまい 周りには1名の方 エイジ1枠上でゼッケンからと走り方からかなりの経験者と思われる方がいて 脚がピクピクしていた私は その方にペースを合わせることにして(距離を置いていても気持ちの良いものではないと思います 申し訳なかったと思います。ただ2周目は私が一応ペースを作りましたよ)走りました

 1周目エイジ5位

 

 2周目はコースがわかったが 先ほどからの脚の痙攣がひどくならないように 補給を取ったりしてできるだけペースを落とさないように走ることを心がける。途中同じエイジ2名に順次抜かれて 行くかどうか迷ったが残り30キロ程度では そんなに差はつかないと判断して見送り 2周目エイジ7位、 最後にたぶん1名抜いて バイクゴールエイジ6位。 ギヤはインナーローまで脚に負担をかけないために使ったが 23丁で全然問題なかった。 この時点で全体ではスイム160位からバイク終了で64位まであがってきたことになる。 今回は自分の位置がそうだったのかわからないが 風が強かったにもかかわらずドラフターを見かけず 気持ちのよいバイクだったです


ラン 3:57:49 145位

 走り出しまったく脚が動かない 本当に動かない。距離調整の往復3キロのところで 少々トイレして折り返してみると なんとすぐ前に同じエイジの方が2人 後ろに2人 ひぇ〜 1キロの間に5人もいる。で、脚が行かないのであっというまに空港の距離調整路で2人にかわされる

 5キロ地点手前で 左内腿が攣り 痛くて動けなくなる。リタイヤが頭をよぎる。気合のストレッチ 歩き から ゆっくりjog そして 恐る恐るjog 7キロ手前で すこっとさんが来た かなり苦しそうだ(ってあそこは誰でも苦しい上りです) でも 距離が近いことから バイクでほとんど差がなかったことがわかる。汗)

 しかし いったい誰とレースしているやら ほんと。だめですねー 同じエイジを追ってって感じです ハイっ その通り。

 キロごとに表示があるのでペースを確認してみるとキロ当たり5分を過ぎている 最初からこのペースではかなり狙っていた3時間40分は厳しいことがわかる。ここからは もうただただできるだけペースを落とさずに前半で貯金をして 後半で貯金を使わないようにするしかないと思い、エイドでは水分をとり 体中に水をかけてがんばる

 でも、ドンドン抜かれる 私が抜けるのは止まってストレッチをしている方のみ。同じエイジにも抜かれるが 抵抗する力はなく なさけないが見送り

 

 2周目に入って かなり弱ってきたが絶対に歩かないと決めて 1周目の方をペースに風除けになんとか踏ん張って走るが・・・・・・・・・・・ここで冷たいものばかりで お腹が・・・・急激な腹痛が残り7・8キロでおこる スイムから持っていたストッパーを飲む 残り6キロぐらいだから このまま行くか迷う 後ろからは確実に チームメイトが・・・・・・・・

 エイドでトイレに・・・・・・・・・使用中 使用中
 次のエイドでトイレに・・・・・・・使用中 使用中 泣)
 残りが少ないからそのまま行くことを選択。 が・・・・・・
 耐えられない・・・・・・・


 えーと
  
 前後確認 左の草むらに・・・・・・・・・・・
 次のエイドで全身清掃  すっきり

 残り4キロぐらい もうペースは上がらず 同じエイジにもこの辺で2人に抜かれたのを覚えているが 戦闘能力ゼロ でただゴールを目指すだけ。 何にも抵抗できない。 10時間30分は少しがんばれば切れるのはわかったが それにたいした意味もないと思い 流して、初めてスイムからのIMを完走した。

 総合85位エイジ13位


終わって

 今回IMJapanを終えて 思ったことは これはあくまで予選会でそれを通って本選にでたい強い意志をもって練習してきた人の大会だということ。本選にでるとは 表彰台にエイジであがる その覚悟をもって練習してきて始めて出れる大会なんだなーと。ハワイのスロット発表や表彰式を見ていて思った

 今回の自分の結果は そう考えると当然だ。でも近い将来 (ちなみに来年今年の下のエイジでスロットをとった3名が来年はあがって来ます。自分のエイジのレベルが上がることも今年わかったが) それなりの覚悟ができたらまた挑戦してみようかな? 

 ありがとうございました。

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