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2012川崎港トライアスロン
in東扇島大会

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PISPORT レース報告

2012年10月21日 2012川崎港トライアスロンin東扇島大会
参加メンバー:K子ちん、まさらるさんほか(ちはるさん、アミーゴN友さん、アルペンさん、代表らセッションメンバー多数)
報告者:まさるさん

 秋晴れの10月3週の日曜日は、所属するVセッションのTTCポイント指定大会となってる「川崎港トライアスロンin東扇島大会」に参加した。2008年の第1回から、2010年の台風で中止になった2010年の第3回を除き、毎年参加(4回目)しています。(過去のレポートは、こちら→200820092011

 シーズン最初で最後の51.5kmオリンピックディスタンスだから、毎年のようにお楽しみモードで参加する予定だった、、、、けど、毎週土曜日の同じコースで泳いでいる皆さんがどうもマジのようで・・・・・さらに、年間TTCポイント争いの上位であるアミーゴN友さん(暫定2位)とまさる(暫定1位)の直接対決の構図(=同じ第2ウエーブスタート)が出来上がっていく。

 「男の尊厳(プライド)をかけた戦い」とでもいうような雰囲気が、密かに漂いはじめたと感じたのは、まさるだけではないハズ。観ていたほうが楽しかったんじゃないのかなぁ?どうでしたか?計測のおじさん&みゆきさん?

準備編

5:30に家を出るつもりで5:00に起きたけれども、30分で準備ができるハズもなく、少し遅れて5:35くらいにNOTE車で出発。府中街道から多摩川沿線道路で、眩しい太陽で視界を遮られながら、途中のコンビニでトイレ&おにぎりなどを買い出しして、6:50くらいに会場に到着。昨年は道を間違えて遠回りしたけど、今回は大丈夫。14:00まで閉鎖になる奥の第一駐車場に車を止めて、ベンチやらシートを持って例年と同じところに陣地を確保する。



↓NEWバイクが眩しすぎる。


受付など済ませて、しばらくすると、Vセッションの選手(好敵手)がボチボチ集まった。

今日のメンバーを紹介しよう。
●エンジョイディスタンスに Aくん
●オリンピックディスタンスでは、
○ 第1ウェーブ 昨年年代別で1位のアルペンさん、ウルトラを完走したY村さん
○ 第2ウエーブ 昨年はエンジョイに出場したアミーゴN友さん、おなじくウルトラでかなりやせたO津さん、暫定マイヨのまさる。
○ 第3ウエーブ 黒い弾丸復活がささやかれる代表、昨年年代別2位のNEWTTバイクが眩しいT垣さん、週4〜7回泳いでいるスプリンターH江野さん、O川さん、Kたかさん、毎年家族で参加のH田さん、女子部ではDHバーを装着したクロちゃんと、ちはるさん、昨年総合4位のK子ちん

そのほか、応援&計測では、自宅から30km自走のみるくさん、バイク自走のYOSHIKIさん、計測のおじさんとみゆきさんらの大所帯。(チームアルゴリズムメンバーが、5人も・・・・)


↑PHOTE by 代表(第1ウエーブの選手の方、ごめんなさい)



8:30からローラー台でアップする。昨日バイク練習の帰りに右ひざにかなりの痛みが出たので、一応トライアスロン用バイクシューズのほかに、ロード用のバイクシューズを履いて様子を見る。負荷はあまりかけずに、回転数だけ意識しながらサドルにまたがるが・・・・やっぱり右ひざが痛くなったので、1時間くらいアップしたかったけど、30分で止めてしまった。その後、ランのドリルをやった後、公園の向こう端のトイレまでジョグをしておく。



水温は19度でやや冷たそうだが、突き抜ける青空は、これから気温が上がり、絶好のトライアスロン日和を予感させる。

準備を終えたところで、第二ウエーブ組でパチリ↓(PHOTE by ちはるさん)



【スイム編 0:26:30 46位】

第一ウエーブがスタートしてからアップ開始。水が冷たいので、まさるは支給されたメッシュキャップの下にシリコンキャップを被った。200mくらい泳いだけど、全然心拍は上がらなかった。土曜日夜ガッツリ泳いだおかげか?調子は良いように感じた。



N友さん、O津さんと相談し、2列目インからスタートすることにする。

まだ、第1ウエーブの選手が結構泳いでいた(ウエーブ間隔は25分)けど、フォワーンとスタート。最初のダイブでゴーグルに水が入り、スタート失敗。その後もキャップの被りが悪いのか、少しずつゴーグルに水が入る。途中3回くらい直しながら我慢の泳ぎ。3周回するコース。一旦陸に上がって周回計測のための緩い輪ゴムをもらって、2周回目に突入。ここからはペースを取り戻し、淡々と泳いだ。

例年と違って、クラゲは全くいなかった。

3周目もそれなりに頑張って、結構タイムが期待できたけど、スイムを上がった時点で計測のおじさんから掛け声が、、、、

「アミーゴから50秒遅れてるよ。なにやってるの!!」との激励。

す、、、すみません。結構頑張って泳いだんだけどなぁ〜。ウエットの上を脱ぎながら小走りでバイクラックへ急ぐ・・・・

【バイク編 1:10:08 33位】パンク1回

バイクラックの列はあっていたけど、少し行き過ぎてしまってオロオロ。タオルで顔を拭きながらサングラス&ヘルメットを装着。ウエットを脱ぎ・・・・足首が引っかかってややもたついたか?バイクシューズを履いてツカツカと走っていく。



道路に出てバイク乗車後は、心拍が落ち着かないためか、スピードが出ない。冷静に腕時計のLAPボタンを押し、周回数を間違えないようにカウントする。5kmのコースを8周回。計測ポイントで新しい周回に入るたびにLAPボタンを押す作戦だ。

折り返し手前で、好敵手(アミーゴN友さん)の姿を確認する。まさるはトランジットでもたついたのでおそらく1分は差が開いていると見た。平坦&下りでは絶対的にアミーゴの方が速いので、追い付くのは無理でも、差は最小限に抑えたい。そんな気持ちで追いかけていく。

2周回目か3周回目で、第1ウエーブのトップと思われる二人と同じウエーブの選手が追い付いてきた。少しおしゃべりして2周回くらい一緒に走ったかな?ランに備えてスピードを抑えたようだったので、同じウエーブだった選手を意識しながら、一定の間隔をあけてついていく。が、4周目の折り返しで離れてしまった。


↑PHOTE by みるくさん

追い風の長いストレート区間は、40km/hくらい。向かい風区間は35km/hくらいで走った。最初の2周目までは呼吸がかなりきつかったけど、そのあとは落ち着き、淡々と進む。姿をくらましたアミーゴN友さんの姿を探しながら・・・・・

途中、Y村さんやH田さんを声をかけてパスしていく。さらに代表がストップしているのが見えた?どうやら前輪がパンクしたらしい。

2回くらいドリンクに口をつけ、フレームに張り付けたスズメバチゼリーを一つ飲んでおく。

アミーゴとの差は依然として縮まらないが、諦めずにミルクさんやトラガールの部にゲスト参加した絵プロの声援を受けて、イケイケモードで走っていく。右ひざの痛みは出てくる様子もなく順調だった・・・・・



7周回目。直線ストレートでO津さんに声をかけて抜くまでは・・・・

みえない段差に突っ込んじゃったのですよ。追い越し車線を颯爽と走っていたら。

ヤバいと思ったら、ズコンという衝撃とともに、「プシュー」って・・・・・・後輪がパンクした。練習でもパンクが多いまさる。トライアスロンの大会ではチューブラーで出場し、大会でパンクしたことはないのが自慢だったのだけれども(悲)

まさるは、替タイヤ(チューブラー)も携帯ポンプも持っていない、丸腰。残りはあと1.5周回(約8kmくらいか)もある。

一部始終を見ていただろうO津さんが「大丈夫ですか?」と横に並んできた。

「パンクです。大丈夫ですから、先行ってください」と言ったものの、頭の中ではどうするか計算をする。止めるか、このままいくか?

まさる、どうする?

とりあえず、止めるにしても、2kmちょっとは(歩いて)戻らないといけない。幸い決戦ホイールはクリンチャーではなく、チューブラータイヤなので、サドルに腰を下ろさなければ、カーボンホイールをそれほど痛めることなく走れそうだ。

サドルに腰を下ろさない走り=ALLダンシング!!

アミーゴN友さんに追いつくのは諦め(というかもはや不可能)、とりあえず完走を目標に軌道修正をする。なぜなら完走しないとTTC(年間ポイント争い)のポイントがつかない。

カーブは、タイヤをとられて、それはそれは恐ろしかったよ〜

学習したまさるは、次のUターンカーブでは、手間から左右を確認して、万が一、他の選手に迷惑(落車誘引)をかけないようにバランスを取りながら、無事に曲がってやり過ごす。

そしてUターンの後は、向かい風の復路。向かい風の中、むちゃくちゃ空気抵抗を受ける非効率なALLダンシング。

それでも、少し前を行くO津さんを再び抜かす。驚いたのは、O津さん。後で聞いたら、パンクしたまさるさんに抜かれたら洒落にならないので、そこから気合を入れ直したそうだ。



ALLダンシング!!



何かの罰ゲームですか?



決して、カーブを抜けた後の、巡航域までの短時間の加速と違います(悲)

颯爽とNEWバイクを操るT垣さんの姿を横目で見ながら、、、8周回目に突入。ダンシングだと補給が全く取れない。



新しい罰ゲームですか?



数人に抜かれるも、驚くなかれ、抜くこともある。時たま少しだけ腰掛けて、再びダンシング。筋トレ筋トレ!そして、ようやく8周回を終えた。今さらだけどホイールを痛めないように、早めに降車してトランジットを走った。



予想より周りのバイクラックには、バイクが掛かってなかったのには少しビックリ。

【スプリット(バイク終了時)通過 24位】

【ラン編 0:46:17 111位】

補給のguとカーボショッツを1袋づつつかんで背中のポケットに入れて、シューズを履きかえる。急いでランスタートに向かうが、ペースが速すぎたか?右太もも裏側から「もうすぐ攣ります」のサイン。少しペースを落とし、水を一口もらって走り続ける。

脚が攣ってしまっては、IMカナダの二の舞。絶対にそれだけは避けたい。

呼吸は辛く、ペースを落として楽になりたい気持との戦いだ。

ダンシングで脚が残っていないと思っていたけど、いつもよりは走れる。今年の夏は積極的にランニングインターバルのセッションに出席しただからだろうか?

途中のエイドは一切寄らずに、全然姿が見えないアミーゴN友さんの姿を追う。

1周目を終えた計測ポイント。ここでは、みゆきさんが見張っているので全くサボれず。いつもは抜かれるだけのランパートであるが、今回は抜かれるけど、いつもよりは多くの選手をかわしていく。

まさる頑張る。

2周目の途中で、カーボショッツ1袋を口にした。

3周回目に突入する計測ポイントで、こんどは計測のおじさんが声援を送ってくれた。「アミーゴとの差は詰まってきているよ。あと1分半の差だからいけるいける」と・・・・

全然姿が見えなかったアミーゴの赤いウエア姿が、桟橋を終えた折り返しの向こうにかすかに見えた。まだ、気が付かれていない。呼吸はかなり苦しいが、頑張ってペースを維持する。

ランコースでは、ミルクさんらが弁当を食べながら声援を送ってくれるので、全くサボれない。「追い付けるよ〜」との声援を受けるも、もっとペースを上げないと、追い付くのは厳しいなぁと思った。

でも、もうこれ以上のペースアップはムリ。

4周回目に突入。少し先にバイクを終えて第3ウエーブでスタートしたK子ちんの姿をロックオン。とりあえずK子ちんに追い付くべく頑張って、半周回ほどした地点でやっと追い付いた。

そして、その先約100mくらいだろうか?赤いウエアをロックオンして、さらにギアを上げた。

が、折り返しでまさるの姿に気が付いたアミーゴは、徐々にペースを上げている。追い付くのは厳しいか?

逃げる、アミーゴ。追いかける、まさる。





まさる、最後の直線は猛ダッシュで、一人追い抜いたけれども・・・・・アミーゴN友さんには追い付くことなく、その差はたったの



4秒



まさる敗北でした。

【総合 2:22:55 43位(年代別10位)】

でも、おかげさまで、いつもよりランできっちり(本人比)走れたので良かったです。

代表をはじめ、参加されたセッションの選手の皆さま、ありがとうございました。またわざわざランニングで応援に駆け付けていただいたミルクさん、バイク自走のYOSHIKIさん&計測のおじさん、ありがとうございました。また、お仕事中のみゆきさんも、お疲れ様でした。

その後は、第3ウェーブの皆さんに声援を送って、ゴール前ではハイタッチをして盛り上がりました〜


(↑メカニックで前輪交換後、レースを続けた代表のハイタッチ。背中の紐を気にしてはいけません)

第5回の今回は、第1回目と同じくらい天気に恵まれて、とっても気持ちが良かった。パンクしなければ、もっと達成感があったかもしれないけどね。

アルペンさん、年代別3位おめでとうございます。T垣さん、年代別1位おめでとうございます。K子ちん、女子総合3位おめでとうございます。クロちゃん、女子総合6位おめでとうございます。ちはるさん、年代別1位おめでとうございます。



表彰式を終えて、撤収後、ミルクさんを助手席の乗せて、16:00前に帰路につき、途中、府中で路線バスの事故渋滞で少し遅くなったけど18:00には帰宅できました。近場の大会は気楽で良いねぇ〜



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